初心者向け 読まれる文章の書き方
私のブログのように、同僚のわるぐちをつらつら書いたり、思うままにだらだら書く文章は好きな人にとっては書きやすいもの。
でも、同僚のことも、ましてや私のことも知らない人にとって、その情報は無に等しいし、なるべく近寄りたくもないですよね。
しかもそれが思うままに書かれ、個人の主観であれば、相当読みにくい文章になっているでしょう。
そんな日記の書き方から離れ、文章を記事にしていくこと。
人の役に立つように伝えていくこと。
“ 誰に、何を、どのように伝えるか ” を、意図的に組み立てて書くように。
この意図があるからこそ、人の役に立つ、共感を生みやすい文章となります。
何を伝えるのか?
つまり「何」の「どんな価値」を伝えるのか、書き手がわかっていなければ、伝えるべきメッセージを組み立てることができません。
また、誰がターゲットなのか決めていなければ、読み手に届くメッセージを作ることも難しいでしょう。
ターゲットは具体的に想定します。
例えば同じ服飾デザイナーに関する記事でも、
・服飾デザイナーになりたくて勉強している人
・服飾デザイナーとして働いているが、経験が浅い人
・服飾デザイナーとして活躍している人
このうち誰に向けて書くかで、書き方は全く異なります。
自分の記事を誰かの役に立ててもらうには、まずはその “相手” をしっかりとイメージします。
誰に・・・
何を・・・
どう伝えるか・・・
それを考える時のゴールとして、ターゲットが記事を読み終えたときにどんな気分になっていればいいのかを考えます。
わざわざその人の時間を使って記事を読んでもらう以上、
「問題が解決した」
「タメになった」
「面白かった」
と、思わせる記事であることが必要です。
記事のネタとしては、
「自分が持っているノウハウ」
「人よりちょっと詳しいと思われれること」
などが最初は良いでしょう。
そこに、自分の書きたいこと や、 興味のあることを絡めることで、書き手のパワーを込め、文章に勢いをつけていきます。
テクニックもいろいろとありますが、まずは自分が込めた「パワー」の強さで、人を立ち止まらせる記事を書きましょう。
誰に何を伝えるか、どういう気持ちにさせるかを考えぬき、そこから全体の構造を作り、その中の目次にあわせて、話題を膨らませていくような文章を書いていくことです。
これを軸に、とにかく人に伝えたいことを書き、それを伝えきることを目指します。
自問自答する日記も面白いですが、せっかく書くなら、ターゲットに絞った人物に「ふむふむ」と読んでもらい、少しでも役に立てれば、こんな嬉しいことは無いですよね。
今まで私もたくさんの記事に救われてきました。
時には涙したり、電車の中で笑いをこらえたことも。
いつかあなたのお守りになるような記事を書きたいと思います。
頑張るぞー!